商学部経営学科の廃止について
2025.03.25
商学部経営学科は、昭和59年度の設置以来、組織におけるマネジメントに関する知識を系統的に学び、経営管理に関わる問題を解決できる知識・技術を併せもつ人材を養成してきました。また、文系でありながら高度な情報に関する知識・技術を習得し、時代のニーズに対応できる人材を輩出してきました。
しかしながら、情報化が高度に進展し、また地域の活性化が強く求められるなど、組織におけるマネジメントは、複雑化・多様化しています。このような社会ニーズの変化に対応するためには、商学と経営学を幅広く、理論的かつ実践的に学ぶ教育体制の構築が必要であると判断し、商学科にて経営学科の教育内容を経営学専攻として受け継いだ上で、平成30年4月より経営学科の学生募集を停止したところです。
このたび、経営学科に在籍していた最後の学生が、令和7年3月をもって卒業する運びとなりました。その結果、在籍者がいなくなるため、令和7年3月31日をもって商学部経営学科を廃止することといたします。
経営学科は廃止されますが、そのスピリットは商学科に継承されています。経営学科の卒業生の皆さんが引き続き各界でご活躍されることを祈念するとともに、今後とも商学部をあたたかく見守っていただきますようお願い申し上げます。
商学部長 小谷 学