令和7年度交換留学生留学許可書交付式およびサマープログラム、台湾研修結団式を行いました

大学

2025.07.30

 7月24日(木)、本館4階第二会議室で、令和7年度交換留学生留学許可書交付式およびサマープログラム・台湾研修結団式が行われました。今回出席したのは、交換留学生1名(派遣期間:令和7年9月~令和8年5月の約1年間)、サマープログラム10名(派遣期間:令和7年8月7日(木)~9月1日(月)の約3週間)、台湾研修9名(派遣期間:令和7年9月4日(木)~11日(木)の8日間)の20名で、交換留学生には林裕学長から留学許可書が手渡されました。

 イギリスのセントラル・ランカシャー大学へ交換留学生として派遣される池上真央さん(英米学科3年)は「イギリスの長い歴史のなかで育まれた文化を実際に経験し、その背景にある価値観や社会についても理解を深めていきたい。その経験をいかして、語学力だけでなく、多様な文化や考え方を受け入れられる柔軟性を身につけ、これからの人生に役立てたいです」と抱負を述べました。

 その後、サマープログラムと台湾研修に参加する学生が紹介され、イギリスのセントラル・ランカシャー大学でのサマープログラムに参加する福田夢路さん(リーガルエコノミクス学科4年)が「他学部の学生と価値観や文化を共有しながら海外で語学を学べるのは在学中だけだと考え、このプログラムに応募しました。現地では失敗を恐れず学ぶ姿勢を大切にし、積極的に交流することで視野を広げ、自分自身を成長させたいです。現地での体験を今後の学生生活や将来にいかしていきたいと思います」と意気込みを述べました。

 国立高雄科技大学などでの台湾研修に参加する山菅あみさん(リーガルエコノミクス学科3年)は「これまで教科書やニュースでしか知らなかった台湾の姿を、自分の目と耳、肌で感じられるのは非常に貴重な経験。現地の学生や地元の人々との交流も予定されており、異なる文化や価値観に触れることを楽しみにしています。この研修が将来、世界や後輩たちに還元できるような経験にしたいと強く思っています」と抱負を語りました。

 林学長からは「若いうちの海外経験は、自分の視野を広げる貴重な体験であり、日本の良さを再認識することもできると思いますので、有意義な時を過ごしていただきたい。皆さんが一回り成長して戻ってくることを期待しています」と激励の言葉を送り、派遣に際して援助金を贈呈する同窓会志文会の住永豊武会長は「皆さんが海外で多くを学び、その経験を日本の復興や発展にいかしてくれることを期待しています。若い皆さんの志を非常に頼もしく思っており、健康に気をつけて、有意義な留学をしてきてください」と激励しました。

 最後に、閉会の挨拶で国際交流委員長の向井洋子教授が「国際化が進み、海外との関係が深まるなか、皆さんの留学経験は今後必ず役立ちます。留学は支援があってこそ成り立っていることも忘れず、感謝の気持ちを持って学んでください」とメッセージを送り、閉式しました。

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