「法学Ⅱ」で熊本県労働委員会がゲスト講義

2025.11.05

 10月27日(月)商学部の春田吉備彦教授が担当する「法学Ⅱ」で、熊本県労働委員会から講師を招きゲスト講義が行われました。商学科とホスピタリティー・マネジメント学科の学生が受講しました。

 公益委員で弁護士の丸住朋枝氏は「働くことと労働法」、使用者委員の松内隆典氏は「アルバイトを雇う際の企業の思い」、労働者委員の小林和博氏は「労働組合の社会的役割」と題して講演。

 11月と12月、大学生はアルバイトのシフトを多く組まれ、授業を休みがちになる時期で、丸住氏はそうならないための法的仕組みについて解説。本学出身の松内氏からは、本学出身の社長が多いこと、学生にとっても将来の自分事となりそうな話が語られました。また、小林氏は労働組合の社会的活躍で熊本の最低賃金が1000円を超えたというエピソードを話ました。学生は、いつもの座学とは異なった、社会とつながる「法学」の世界を堪能していました。

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