熊本県立熊本北高等学校の生徒と英語で交流を行いました
2025.12.03
12月1日(月)、12号館1234教室で、英米学科と熊本県立熊本北高等学校(以下「熊本北高校」)との高大連携事業で、熊本北高校生36名と「日本文化演習」(担当:経済学部 カーク・マスデン教授、外国語学部 塩入すみ教授)を受講する留学生13名が英語で交流を行いました。熊本北高校との高大連携事業は、外国語を使った交流を通じて双方の学生・生徒が国際的視野を身につけることを目的に2022年度から実施している事業。1学期に2回、1年に4回の交流活動で、今年度は本学留学生による高校訪問、熊本城見学などを行ってきました。
今年度最後の交流となった当日は、熊本北高校の生徒が英語でプレゼンテーションを実施。「熊本と私」というテーマのもと6つのグループがそれぞれのトピック:Yachiyoza(八千代座)、Mushagaeshi(武者返し)、 Yamaga toro(山鹿灯篭)、Dialect(方言)、Nature in Aso(阿蘇の自然美)、Amakusa(天草)で発表しました。発表では熊本弁の発音を繰り返す実践講座などもあり、工夫が見られました。発表後には、「おすすめの熊本弁は?」、「天草の海の汚染について」など、英語で質疑応答がありました。
最後に、ドイツからの留学生レオナルド・ボーガースハウゼンさん(第一部社会福祉学科1年)が「高校の校舎に入ったときアニメで見ていた雰囲気と同じで驚きました。私たち留学生も日本語を学んだことをきっかけに、たくさんの経験を積むことができました。皆さんもこれから英語の勉強を続け、多くの人と話し、視野を広げていってほしいと思います。今回の素晴らしい交流に心から感謝します」と日本語で1年間の交流のお礼を述べました。
1年間の交流活動は、双方の学生・生徒にとって、実践的な外国語使用と熊本再発見の貴重な機会となりました。
