「地域と交通」で卒業生がゲスト講義

学び

2026.08.21

 7月14日(火)、商学部の伊津野範博教授が担当する「地域と交通」で、九州産交ツーリズム株式会社(以下「九州産交」)と株式会社JALスカイ九州(以下「JALスカイ九州」)からホスピタリティ・マネジメント学科の卒業生2名を招いたゲスト講義が行われました。登壇した2名は、勤務する空港での業務や自身の就職活動について、後輩たちへ熱いメッセージを送りました。 

 前半は、阿蘇くまもと空港でANAホールディングス株式会社のパートナーとしてグランドハンドリングやグランドサービス等の空港事業を担う九州産交の園田彩葉氏(2025年3月卒)が登壇しました。園田氏は、世界最高の地方空港にも選ばれた阿蘇くまもと空港での4つの主要部門(旅客・グランドサービス・運航・貨物)の連携について説明。「地方空港だからこそマルチタスクで幅広い業務に関われるのが魅力。チーム一丸となって飛行機を定刻に送り出した時の達成感は格別です」と、日々の仕事のやりがいを語りました。また、自身の就職活動を振り返り、「迷ったら挑戦すること」を軸に、自己分析や人との繋がりの大切さを熱心にアドバイスしました。

 後半は、同じく阿蘇くまもと空港でグランドスタッフとして活躍するJALスカイ九州の阪口友萌氏(2025年3月卒)が登壇しました。阪口氏はJALグループの企業理念や意識改革のベースとなる「JALフィロソフィ」について紹介。続いて阪口氏はスマートエアポート化が進む阿蘇くまもと空港でのカウンター業務や搭乗ゲート業務、さらに到着ロビーでの業務内容について解説しました。「旅の始まりにお客さまと最初に顔を合わせるのがグランドスタッフ。私たちの対応一つ一つがJAL全体の印象を左右する。その責任と誇りを持って日々励んでいます」と思いを語りました。

 質疑応答では、「大学時代の学びで役に立ったこと」という質問に、「サービス接遇検定の勉強を通じて身につけた言葉遣いや、TOEICなどの英語の学びが日々の実務に直結している」と回答。また、仕事に対する入社前後でのギャップについては「華やかなイメージの裏には大きな責任があり、多くの部署と協力して成り立っていることを実感した」と率直な思いを伝えました。

 聴講した学生からは、「まだ明確な目標は定まっていなかったが、地域と人をつなぐ仕事に興味を持っているので選択肢の一つとして大変参考になりました」「めざしている業界なので、とても勉強になりました」などの声が寄せられ、さまざまな形で将来に向けた刺激を受けた様子でした。

 講義終了後も、先輩たちを囲んで個別に質問を重ねる学生たちの姿が見られ、航空・観光業界に対する関心の高さがうかがえる貴重な機会となりました。

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