商学部「 ビジネスプラン策定」で学生たちがビジネスプランを発表

学び

2026.08.25

 7月21日(火)、14号館の1411教室で商学科の「ビジネスプラン策定」の授業で、履修生60名7グループによるビジネスプラン発表会が開催されました。この授業は、起業や新規事業の創出に必要な基礎知識を、グループワークを通じて実践的に学ぶものです。日本政策金融公庫国民生活事業本部熊本創業支援センターの半田哲平氏をはじめ、XOSS POINT.のコミュニティコーディネーターである河野祐生氏、小笠原晟一氏の3名がコメンテーターとして参加。担当教員の吉﨑雅浩講師(専門:経営組織論)の司会進行のもと、「発表時間は7分以内、時間を過ぎたら即終了」という厳格なルールのもと、緊張感漂う教室で7つのグループが各々練り上げたビジネスプランを披露しました。

 会場では、大学生活で規則正しい習慣を身につけるため「早寝早起きで貯まるポイントアプリ」を提案するグループや、使い終わった教科書や就職活動で使った参考書を循環させる「学内教科書フリーマーケット」を提案するグループなど、学生ならではの視点をいかした多種多様なアイデアが発表されました。

 「流行と美味しさを生み出し続ける夢のキッチンカー事業」を提案したグループは、近年のSNS普及に伴い、流行の移り変わりが早まる一方で発生している「流行の食べ物は高価で量が少ない」「店舗に女性が多く男性が利用しづらい」「都市部中心で地方では体験できない」といった不満や課題に着目。これらを解決するため、安価な駄菓子と野菜を組み合わせた、お手頃で見栄えも良くボリューム満点のメニューを考案し、デモンストレーションとして開発した「ビッグカツバーガー」を実際に披露。併せて明確な原価率も示しました。

 さらに、性別を問わず誰もが気軽に立ち寄りやすい販売形態として「キッチンカー」を選択。流行の味を自ら地方へ届けることで、「都市部と地方の体験格差」を解消できる強みを提示しました。

 一方で、「固定の拠点になりにくい」というキッチンカー特有の弱点に対しては、SNS上のリクエストに応じた柔軟な出店計画や、地域の特産品・季節限定メニューの展開といった地域活性化策を具体的に提案。加えて、車内には利用者が自身の夢を書き残せるスペースを設置し、次回訪れた際にお客が自身の書いた「夢と再会」できる演出も盛り込みました。単なる移動販売にとどまらず、「人々の夢と流行を載せて走るキッチンカー」をめざすという熱い想いが語られました。

 各発表後の質疑応答では、コメンテーターからの鋭い質問に対して学生たちがこれまでの学びをいかしながら丁寧に回答する姿が見られました。

 グループ6で発表を行った男子学生は、「最初はただ『流行を作りたい』という思いからスタートしましたが、講義をとおして『実現性』を学び、キッチンカーでの提供という形に辿り着きました。現在、飲食店でアルバイトをしており、大学での学びと現場での経験を合わせて、学生のうちに起業したいです」と力強く抱負を語りました。

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