令和8年度 秋期公開講座がスタートしました

イベント

2026.10.16

 10月3日(土)、新1号館 みらい 121教室で「自己肯定ってムズカシイ⁉」をテーマに、令和8年度秋期公開講座が開講しました。本講座は、「自己肯定」について、心理学、哲学、社会福祉学、身体表現の異なる視点から考え、10月24日(土)まで全4回開催されます。第1回講座である今回は、本学ライフ・ウェルネス学科の久保昂⼤講師(専門:スポーツ心理学)が「ありがとうの気持ちと自己肯定感の関係」と題して講演し、41名が受講しました。

 開講式で、公開講座運営委員長の米田耕士准教授が「『自己肯定とは何だろう』『なぜ私たちは他の人と比べてしまうのだろう』といったことを考えながら、さまざまな視点から考察する機会になればと思います。この講座をとおして、人生をより良く生きていくためのヒントを見つけていただければ幸いです」と挨拶しました。

 久保昂大講師は、心理学の視点から「自尊心」について解説しました。自尊心とは、自己に対する肯定的な評価や感情のことです。講義では、ローゼンバーグの自尊心尺度やネームレター課題など、心理学で用いられている自尊心の測定方法を受講者が実際に体験しました。

 また、自尊心とさまざまな成果との関係について紹介し、自尊心が高い人ほど成績が良いという相関関係がみられる一方で、「自尊心を高めれば成績が上がる」とは限らず、相関関係と因果関係は異なることを説明しました。さらに、感謝と自尊心の関係についても取り上げ、感謝することで周囲とのつながりや自分の価値を実感し、それが自尊心につながることを紹介しました。一方で、「お返しをしなければならない」という義務感が、自尊心を低下させる可能性についても触れ、多角的な視点から自尊心について考えました。

 受講した女性は、「自尊心について、心理学の視点から学ぶことができ、興味深かったです。講座で紹介された心理学の課題を実際に体験することで、それぞれの特徴を知ることができました。自尊心が高ければ必ず良い結果につながるわけではないことなど、知らなかったことも多く、自尊心について改めて考えるきっかけになりました」と感想を語りました。

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