STUDENT LIFE

障害学生支援室

障害学生支援室

概要

 熊本学園大学ではさまざまな学生が学べる環境づくりのため、積極的にバリアフリー化に取り組んできました。2008年に「しょうがい学生支援室」を設置し、授業を受ける上であるいは学生生活において、障害などを理由に支援や配慮が必要な学生に対して相談に応じ、必要にあわせた修学支援を行なっています。

開室時間について

開室時間について

○障害学生支援室(4号館1階)
月~金 8:45~17:15(12:30~13:30 昼休み)

スタッフ

コーディネーター 2名

支援内容

相談支援

 障害学生を中心に支援内容や日々の学生生活について、また教職員からは授業支援について、学外からは大学の取り組みや連携についてなど多岐にわたる相談を受け付けています。また心のケアについては、なんでも相談室や保健室と連携しながら支援を行っています。
 

授業支援

障害別の主な授業支援内容例
※実際の支援については個別性、支援状況等もありますので、十分にご相談ください

 

【肢体障害の場合】

  • 教室の座席の配慮、車いす席の確保
  • 学生サポーターによる代筆(代筆補助)、動作補助
  • 支援機器(ICレコーダーなど)の貸出、利用
  • 口述筆記での別室受験、PCでの受験、試験時間の延長
  • データによる資料提供

 

【聴覚障害の場合】

  • 学生サポーターによる情報保障(要約筆記、パソコンテイク)
  • 式典での手話通訳者の派遣
  • 映像教材の字幕挿入
  • 支援機器の活用

 

【視覚障害の場合】

  • 授業資料のテキストデータ化、点訳
  • 対面朗読、録音サービス
  • 学内のガイドヘルプ(図書検索の付添や掲示板の代読)
  • レポート等の提出物の添削、代筆
  • 点字や音声付パソコンによる受験と試験時間延長

 

【高次脳機能障害の場合】

  • 教室の座席の配慮、車いす席の確保
  • 学生サポーターによる代筆(代筆補助)、誘導、提出物の確認
  • 履修作成補助、スケジュール(優先順位)の確認
  • 支援機器(ICレコーダーなど)の貸出、利用
  • 試験時間の延長

 

【発達障害の場合】

  • なんでも相談室と連携した相談支援
  • 教室の座席の配慮
  • 履修作成補助、スケジュール(優先順位)の確認
  • 別室受験
  • 支援機器(ICレコーダーなど)の貸出、利用

 

【精神障害の場合】

  • なんでも相談室と連携した相談支援
  • 教室の座席の配慮
  • 履修作成補助、スケジュール(優先順位)の確認
  • 別室受験
  • 保健室と連携した休養への対応

 

【共通して(そのほかの障害や病弱、ケガなども含む)】

 障害学生支援室・保健室では、障害や病気などによって修学上配慮が必要な学生から申し出があった場合、授業担当教員に、その配慮してほしい内容について配慮依頼書を作成し周知・配布しています。また、科目によっては(学外学習や資格実習の場合は必ず)担当教員と配慮が必要な学生とが面談をする場を設けています。

2009年度から2024年度までの障害学生状況

年度 学期 障害状況 障害
学生数*1
サポーター利用者数*2
(主に身体障害)
2009 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、重複障害(肢体障害と発達障害) 24人 4人
5人
2010 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、重複障害(肢体障害と発達障害)、知的障害 22人 5人
6人
2011 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、視覚障害(全盲)、聴覚障害(難聴)、発達障害 25人 7人
9人
2012 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、視覚障害(全盲)、発達障害  25人 7人
7人
2013 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、視覚障害(全盲)、聴覚障害(難聴)、発達障害 27人 10人
9人
2014 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、視覚障害(全盲)、発達障害 27人 7人
7人
2015 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、発達障害 31人 7人
8人
2016 肢体障害、内部障害、高次脳機能障害、発達障害、精神障害 38人 8人
8人
2017 肢体障害、内部障害、発達障害、精神障害 28人 5人
6人
2018 肢体障害、視覚障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 42人 3人
4人
2019 肢体障害、視覚障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 47人 2人
2人
2020 肢体障害、視覚障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 48人 3人
3人
2021 肢体障害、視覚障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 60人 4人
5人
2022 肢体障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 82人 7人
7人
2023 肢体障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 82人 5人
5人
2024 肢体障害、聴覚障害、内部障害、発達障害、精神障害 106人 5人
4人

※1 ここでの障害学生数は健康診断等で身体障害者手帳あるいは精神保健福祉手帳、診断書等の申告があった学生(学部生、大学院生、科目等履修生、研究生の総数)

※2 ※1の 障害学生数のうちサポーターを利用した学生数。
 

学生生活支援

※下記支援を利用する場合も申請が必要です。必ず学生課窓口、または障害学生支援室窓口までご相談ください

  • 特別駐車許可証の発行(肢体障害学生、病弱の学生を対象)
  • バリアフリー対応の学生寮
  • 障害学生支援室内、無料ロッカーの貸出(障害学生、けがや病弱の学生を対象)
  • 障害学生支援室内に談話室の設置(休憩ができます)
  • そのほか、学生生活に関する意見交換の場や、キャリア支援に関するセミナーなどを開催しています。

お問合せ

障害学生支援室
TEL:096-364-9015 (直通)
E‐mail: shogai@kumagaku.ac.jp