沖縄フィールドワークに行ってきました
2013.09.07
子ども家庭福祉学科4年生の吉津ゼミ14名は,沖縄県国頭村楚洲にある,幼老複合福祉施設「楚洲あさひの丘」において宿泊実習を行いました(2013年9月1日〜6日)。廃校となった小学校を転用して,へき地保育所・高齢者支援ハウス・高齢者デイケア施設となった楚洲あさひの丘は,これからの地域福祉を考える上で先駆的な施設であり,学生の学びを深める素晴らしい場所でした。
今回で3年目となる本フィールドワークは,京都女子大学の学生5名も加え,溝邊和成先生(兵庫教育大学),矢野真先生(京都女子大学),田爪宏二先生(京都教育大学)のご協力をいただきました。
子どもとお年寄りを同時に支援するという,これまでの実習では経験することのなかった取り組みに,学生たちは最初戸惑っていましたが,徐々に慣れ「造形活動」や「自然観察活動」をみんなで楽しむ様子が見られました。
「造形活動」では,学生たちが海で拾ってきた貝殻やサンゴ,ガラスのかけらなどを素材に,子どもとお年寄りと一緒に紙粘土で飾りを作り,最終的に壁面に飾るモビールになりました。
「自然観察活動」では,学生たちがフィールドビンゴを作成し,子どもとお年寄りと一緒に,自然の中の宝物を見つけるという活動を行いました。
やんばる学びの森においては,森林トレッキングとカヌー体験を行い,自然環境に対するレクチャーも受けてきました。今回のフィールドワークでは,対人コミュニケーション,対象者別の支援,環境についてなど,学びを深めることができました。
( 文責:吉津晶子)