熊本学園大学・順天郷大学校 教育交流会

社会福祉学部

2013.11.20

 11月8日から10日まで、本学(KGU)社会福祉学部との協定校である韓国の順天郷大学(SCH)研修団計22名(学生20名 教員2名)が来学され、本学の西合志研修所にて両国学生が二泊三日一緒に過ごし教育交流を行いました。今回の来学は、9月に「海外フィールドワーク」の授業にて本学から社会福祉学部の学生や教員計20名が韓国牙山市にある順天郷大学訪問と対になって行われたものです。

 11月8日に福岡国際空港に到着され、熊本機能病院や長嶺YMCAを視察された後本学にて歓迎会が催されました。歓迎会ではKGUとSCHの学生同士が会食や楽しいおしゃべりにと賑やかなひと時を過ごしました。

熊本学園大学と順天郷大学との記念撮影
熊本学園大学と順天郷大学との記念撮影

 

歓迎会でのKGU・SCH学生の交流
歓迎会でのKGU・SCH学生の交流

 

 翌9日は本学と順天郷大学学生による両国の福祉事情についての発表会を行いました。今回の教育交流会での報告では、KGU学生の発表内容は、「KGU油田プロジェクト」、「私たちと精神障害者-交流課で出会った仲間たち」、「子どもの権利を護る-児童虐待の考察」、「災害に立ち向かうために」、また交流会最初には韓国語で「大きなカブ」の劇を演じるなどのパフォーマンスも行いました。

 SCHの学生の発表内容は、「青少年の性」、「社会福祉専担公務員」、「障害者家庭-苦しさとその解決策」、「親子間のコミュニケーションと甘いものとの相関関係」で、韓国の実情についてのニュースやインタビューなどのビデオを沢山取りこんだ大変興味深い内容でした。両国の学生とも、一生懸命取り組んだ深い内容の報告となり、よい情報交換の場となりました。

 発表会終了後の自由行動でも市内観光やお買い物、昼食や夕食も学生たち同士で行い、お互いに交流を深めることが出来ました。短い期間でしたが、両国の学生の心には今回のことが良い国際交流の体験として刻まれることを期待したいと思います。

 

教育交流会でのKGU学生による韓国語での劇「大きなカブ」

教育交流会でのKGU学生による韓国語での劇「大きなカブ」
教育交流会でのSCH学生の発表
教育交流会でのSCH学生の発表
教育交流会でのKGU学生の発表
教育交流会でのKGU学生の発表

 

(文責:山西裕美)

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