手づくり弁当とともに高齢者のお話に耳を傾ける

第一部社会福祉学科

2014.11.10

 2014年11月8日・9日の1泊2日で、第一部社会福祉学科の学生80名が美里町でのフィールドワークを行いました。

 8日は、民生委員児童委員協議会と食生活改善推進協議会(食改)の会長さんから、日頃の地域での活動と高齢者の生活課題についてお話をうかがいました。その後、60人は9日に訪問する高齢者世帯にあいさつにうかがい、20人は弁当づくりの準備に取りかかりました。夜は交流会があり楽しく懇談しました。新しい友人ができたという学生も多かったようです。

 9日は早朝から170食のお弁当を食改のボランティアさんとともにつくり、高齢者世帯を訪問しました。訪問先は主にひとり暮らしの高齢者や夫婦暮らしの世帯で、今年は昨年よりも20世帯ほど多い50世帯でした。学生たちは、窓拭きなどをお掃除のお手伝いをして、一緒にお弁当を食べながら、普段の生活のこと、生い立ちや若い頃のお話をじっくりうかがいました。今年は乳幼児のいる子育て世帯にも訪問しました。

 美里町での1泊研修は今年で3年目になり、美里町社会福祉協議会をはじめ地域住民の方々の全面的なご協力によってとても充実した学びの場となっています。今後、学生たちは、学習内容をまとめて、来年1月には美里町の現地で報告会を行う予定です。

(文責 高林秀明)

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