減災ソーシャルワーク演習Ⅱ 学生11人が被災地(宮城・福島)でフィールドワーク

社会福祉学部

2014.11.20

 10月17日~18日の2泊3日、「減災ソーシャルワーク演習Ⅱ」(担当:吉村千恵)を受講する学生11人が、宮城・福島の両県においてフィールドワークを行いました。参加メンバーは、社会福祉学部の各学科の2年生から4年生で、豪雨災害後の阿蘇での宿泊フィールドワークを経験した学生たちです。

 事前学習を踏まえて、現地では、津波で被災して仙台市の借上げ住宅に暮らしている高齢者の方々、福島で放射能の影響に不安をかかえながら子育てをしている方々やしょうがい者の生活介護事業所の職員などから、現在の生活の様子や日頃の思いなどをうかがいました。それぞれの立場において生活再建・復興に向けた努力をされていますが、周囲の人たちとの間で実情や思いを共有することが困難になっているという苦しい状況をうかがいました。被災地から何をいかに学び続けていくか、そして九州・熊本で私たちが何をしなければならないかを考えさせられた研修となりました。来年度も「減災フィールドワーク演習Ⅱ」の受講者とともに被災地を訪問します。

(文責 高林秀明)

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