地域福祉ゼミが研究成果をNPO法人「でんでん虫の会」で発表

第一部社会福祉学科

2015.01.30

1月28日(水)の午後、熊本市中央区のウェルパル熊本にて、熊本学園大学社会福祉学部第一部社会福祉学科の地域福祉ゼミの4年生11人が、ゼミ論文を発表しました。報告内容は、「でんでん虫の会」に参加している元ホームレスや生活保護受給世帯等の12人の方にインタビューをして、約1年をかけてテープ起こしと分析作業を行い、論文「ワーキンギプア/生命の危機を超えて―12人のインタビューから」としてまとめたものです。インタビュー結果から、生活保護の役割を評価しつつ、NPOによる相談・交流活動が暮らしと健康を支えていることを明らかにしました。社会福祉学部OBの方のバイオリン演奏もあり、最後は参加者みんなで懐かしい歌を口ずさんだりと、楽しい時間を過ごしました。なお、同論文は今年度の本学図書館主催の懸賞論文で佳作を受賞しました。(高林秀明 記)

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