一福アクティブラーニング(児童養護施設見学)

第一部社会福祉学科

2016.07.28

第一部社会福祉学科一年生必修の「入門演習」では、大学生活のイロハを共に学んできました。その中で学生自身が取り組みたいことをグループワークで話し合う機会を設けました。学生の意見を踏まえ、熊本の児童福祉の歴史を代表する児童養護施設「慈愛園子供ホーム」の見学を企画しました。事前学習を経て考えた学生たちの質問は、以下の四点。

1.社会福祉法人慈愛園 及び子供ホームの歴史

・慈愛園の歴史では、創設者モード・パウラスさんが欠かせないと思いました。慈愛園子供ホームでは、その精神が受け継がれている資料を多く目にします。老人ホームを含む法人全体で創設者の精神はどのように受け継がれているのか知りたいです。

2.社会福祉法人慈愛園 事業概要

・多様な事業の中で学生が関わっている/関わることができそうな事業はありますか。

3.社会福祉法人慈愛園 職員研修などキャリア支援

・さまざまな研修があるようですが、具体的な内容をいくつか紹介いただきたい。

4.児童養護施設の子供たちの現状と課題・展望

・退所した子供の進路、園が連絡を取り合う頻度、アフターケアについて知りたいです。

 

見学では、緒方園長のほか社会福祉士の田中さんに対応していただき、質問への回答と施設案内を経験できました。

                                    黒木邦弘

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