減災型地域社会リーダー養成プログラム・東北演習成果報告
社会福祉学部
2017.01.10
学園大社会福祉学部は熊本大学、熊本県立大学、熊本保健科学大学の四大学と連携して掲題のプログラムをすすめてきた。
本学では、特色ある科目として「減災ソーシャルワーク」を掲げ、県内をはじめ、東北へのフィールドワークを実施してきた。
同プログラムにて東北フィールドワークを実施した学生が、ソーシャルワークを学ぶ学生向けに成果報告を行った。
学生たちは、昨年4月の熊本地震を経験しており、復興計画に関心をもっていた。具体的には、宮城から福島にかけて海岸線を南下し、現地調査を実施した。
仙台市役所をはじめ、福島県でエネルギー問題に関心をもつ高校生など東日本大震災から5年後の現状についてインタビューを実施した。
報告を聞いた学生の一人は、仙台市が震災前に津波ハザードマップを作成していなかったこと。熊本でも沿岸の自治体で作成にバラツキがあるとの問題提起が印象に残ったと述べた。
最後に、本プログラムを中心的に担ってきた吉村講師に感謝申しあげます。 黒木
成果報告を聞くソーシャルワークを学ぶ学生たち
フィールドワークの概要を説明する吉村講師