商学部×熊本商業高校 高大連携特別プログラムを開催

2017.07.18

 7月12日(水)、本学商学部が熊本商業高等学校の3年生 147名を迎え、高大連携プログラムを実施しました。これは、商業を学ぶ高校生に商学部の学びやその面白さについて知ってもらおうと例年実施しているもので、今年で6年目となります。

 14号館高橋守雄記念ホールで行われた全体会では、本学教育センターの柁原國生氏による「高校と大学の違い」をテーマとしたミニ講義のあと、幸田亮一学長が挨拶し、「このホールの名称にもなっている高橋守雄先生は、熊本市長や警視総監の要職を経て、本学の初代学長として教育に尽力された方。熊本地震の際は、このホールが高齢の方、しょうがいを持つ方々の避難所になり、本学のモットーである地域に寄り添う教育が具現化されました。また、本学は4年制の商科大学として1954年からの長い歴史があり、商業を学ぶ皆さんの高校とも大変深い関係があります」と歓迎しました。

 ホールでは同校の卒業生で本学商学部の学生3名による座談会も開催。会計専門職コースと情報系のゼミで学びを深め、会計システムに力を入れるIT企業の内定を手にした商学科4年の藤永淳志さん。高い意識を持ってストイックに学ぶことで、3年次に税理士試験(簿記論・財務諸表論)に合格した商学科4年の門口紗千さん。3ヶ月のインターンシップや企業とのコラボ企画で、自らの可能性を広げたホスピタリティ・マネジメント学科4年の嶋村佑香さんが登壇。高校生は身近な母校の先輩の話に真剣な表情で聞き入り、熱心にメモを取っていました。また、午前と午後の体験授業では、大学生とともに商学部の講義に出席したり、高校生向けに用意された特別講義に参加するなど、大学ならではの学びを体験しました。

SHARE: