応用情報技術者試験(国家試験)に現役経済学部生が合格

2017.07.21

応用情報技術者試験(国家試験)に現役経済学部生が合格しました。

 平成29年春期試験の合格発表が6月21日(水)に行われ、経済学部経済学科4年の吉村優希さんが合格しました。

応用情報技術者試験とは、情報処理推進機構が行っている情報処理技術者試験の一種です。レベルは、1.ITパスポート、2.基本情報技術者、3.応用情報技術者、4.高度情報技術者のように区切られており、レベル3に該当する試験です。平成29年春期試験の応用情報技術者試験合格率は、20.2%でした。

【吉村さんに合格までの道のりと今後の抱負について聞いてみました】

 私は、地域経済専攻/情報系の境ゼミに入っていて、JAVAプログラミングを学ぶと同時に、情報処理技術者の資格取得を目指しています。2年次の秋学期中にITパスポート試験に合格し、3年次の10月試験で基本情報処理技術者試験に合格しました。そして、今年4月16日実施の試験で応用情報技術者試験に合格しました。ITパスポート・基本情報技術者・応用情報技術者の順に受けてきましたが、やはり「応用」と名を冠するだけあって、試験の難易度は格段に高く、「基本」情報技術者試験の内容をしっかり勉強してなければ合格は難しいと思いました。

 今回の受験にあたっては、試験1ヶ月ほど前から毎日2時間ほどテキストを読み、過去問を解きました。解けない問題や理解が難しい内容は、研究室を何度も訪ねて先生から懇切丁寧に教えて貰いました。試験は午前と午後の部門に分かれており、午前はマークシート方式、午後は記述式となっています。午前問題は全体的な知識、午後問題は専門的な知識が問われます。午後の記述式問題ついては、先生から添削指導も受けたので高得点が取れたと思っています。

卒業後の進路については、就職するかどうかを迷っています。就職せずにネットビジネスを始めることに大きな魅力を感じているからです。そのため、レベル4の高度情報技術者である「情報セキュリティスペシャリスト試験」や「データベーススペシャリスト試験」に合格するすることを目指して頑張りたいと思っています。

基本情報技術者試験と応用情報技術者試験は、経済学部長賞に指定されるほど難易度が高く、IT企業等においても相応の価値があるので、後輩にもぜひチャレンジしてもらいたいです。

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