大学コンソーシアム熊本「夏の江津湖 湧水清掃」に参加しました

地域

2017.08.03

 7月15日(土)、夏の恒例行事となった大学コンソーシアム熊本主催の江津湖清掃作業が行われました。今年は加盟機関である県内の大学・短大・高等専門学校から総勢170名の参加があり、本学からは学生・職員の12名が参加しました。

 今回の清掃作業は豪雨の影響により、当初の予定日から一週間延期されての実施となりました。当日は朝から強い日差しが照りつけるなか、約1時間半にわたり作業が行われました。開会式の後、参加者は管理事務所の職員から作業の注意事項や除去の対象である外来植物についての説明を受け、5つのグループに分かれて割り当て区域の作業を行いました。

 各グループは複数の大学の参加者で構成され、初対面の学生が多くみられたものの、作業が始まってしばらくするとそれぞれに要領を掴むことができるようになり、作業の連携も取れるように。和やかな雰囲気の中で作業が進み、今回の目的の一つである参加者間の交流も自然と進みました。

 参加者たちは腰まで水に浸かりながら、自分の背丈以上に伸びた雑草の刈り取りや、除去された水草が山のように積み上げられた重いカゴをゴミ収集車まで運ぶなど、慣れない作業に奮闘しました。なかには、作業に熱中するあまり泥まみれの参加者もいましたが、終了時には生い茂った水草や散らかっていたゴミがきれいに撤去され、すっきりとした水辺になりました。

 参加者たちは、清掃作業中にも家族連れや小中学生などが次々に訪れる様子を眺めながら、江津湖が市民の憩いの場であることをあらためて認識しているようでした。初めて参加した学生は「少しだけですが、皆さんのお役に立てたように思います。水辺がきれいになって、とても気持ちが良いです。」と満足した様子で感想を述べました。

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