1・2年生対象就職ガイダンスを初開催

大学

2017.12.04

 

 12月4日(月)、721教室で、株式会社マイナビの小田浩史氏を講師に迎え、全学部の1・2年生を対象とした低学年キャリアガイダンスを行いました。

 これは、低学年のうちに自分自身のキャリアについて考えることで意識の持ち方を変え、学生生活を意義あるものにしようと初めて開催されたもの。同日の4限と5限の2回開催され、合計約800名が参加しました。

 

 小田氏は「キャリアデザインとは仕事や職業を選択し、なりたい自分の人生や生涯について設計すること」と説明し、「景気によって採用数の増減はあっても、企業が求める学生像やスキルは変わらない。実力主義・成果主義が今の実情で、企業が選考時に重視するのは、アクション(前に踏み出す力)、シンキング(考え抜く力)、チームワーク(チームで働く力)。今、大学で学んでいることが社会とどうつながるか、さらには、その先にある夢や将来、働く自分の姿について考え、実現させるための人間力を養ってほしい」と話しました。最後に、元プロ野球選手の松井秀喜氏が高校時代の恩師から贈られた座右の銘を紹介し、「心のあり方を変えることで、行動や習慣、人格、運命をも変えることができる。やるかやらないかは自分次第」と結びました。

 

  ガイダンスを企画した就職課のスタッフは、「実際に学生が就職活動の準備に入るのは3年生になってからだが、企業が学生に求める選考基準は厳しさを増す傾向にある。人間力や主体性、チーム力は、すぐに身につくものではなく、低学年からの意識付けが必要。今回のガイダンスをきっかけにして、学生生活を意味あるものにしてほしい」と話しました。

 

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