平成29年度学生懸賞論文の表彰式がありました

大学

2018.01.18

 1月17日(水)、本学付属図書館が主催する学生懸賞論文の表彰式が図書館ラーニング・コモンズで行われました。学生懸賞論文は、学生の研究と学習の一助となることを目的に例年募集しているもので、今年度は14篇の応募の中から、入選2篇、佳作3篇、奨励賞9篇。表彰式では、図書館長の林裕副学長から入選者に表彰状と懸賞金が、佳作の学生に懸賞金が手渡されました。

 林図書館長は講評で、「受賞おめでとう。審査のなかには、皆さんの伸びしろに期待して、厳しい意見もありました。この経験を糧にして、今後もよりよい論文執筆をめざしてください」と激励の言葉を述べました。

 入選者スピーチでは、杉本健吾さん(商学科4年/共同執筆他5名)と松髙有里さん(ライフ・ウェルネス学科4年)が、受賞の喜びや論文執筆において注力した点などについて語りました。

 「時代の変化とともに適合する商福連携の商店街 -高齢化社会と商店街の対応(子飼商店街の事例から)-」をテーマにまとめた杉本さんは、共同執筆者を代表し、「商業と福祉、行政の三者が一体となり、高齢化に適合できる社会の実現をめざして、ゼミでアンケート調査を行い、考察を深めました。論文は仲間と取り組んだ集大成。協力いただいた商店街の方々に向けても成果発表をしたいと考えています」と話しました。

 「スポーツ・ドラマチック体験がポジティブ徳性に与える影響 -媒介変数の探索-」を執筆した松髙さんは、「ゼミ・卒論指導の先生からさまざまな助言をいただきながら、収集したデータの分析を進めてきました。足りない点を補いながら、卒業論文として完成させたい」と意気込みを語りました。

 結果は下記のとおりです。

 

≪特 選≫ 該当者なし
 

≪入 選≫ 2篇

杉本健悟 (商学科4年)
共同執筆者:渕部泰之、向田有香、高山祐輝、正代彩香、杉本拳悟
時代の変化とともに適合する商福連携の商店街
-高齢化社会と商店街の対応(子飼商店街の事例から)-

松髙有里(ライフ・ウェルネス学科4年)
スポーツ・ドラマチック体験がポジティブ徳性に与える影響 -媒介変数の探索-


≪佳 作≫ 3篇

井田凌佑(商学科3年)
共同執筆者:草野寛大、益田佳拓
EVと自動運転の時代の幕明け -世界で起こる新たな自動車産業の技術競争-

山崎藍(英米学科3年)
“The Birth-mark”論 -Georgianaの死に込められた“a profounder wisdom”の意味-

小原諒也(ライフ・ウェルネス学科4年)
スポーツをしながら音楽を聞くことへの考察

ほか奨励賞9篇

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