平成29年度 学位記授与式を挙行しました

大学

2018.03.22

 熊本学園大学第61期生・大学院第29期生の学位記授与式が、3月22日(木)午前10時より熊本県立劇場コンサートホールで挙行されました。卒業生数は学部生1,028名、大学院生38名。

 式典はグリーンフィルハーモニックオーケストラの曲演奏で幕を開け、学生歌斉唱のあと、幸田亮一学長より各学部・大学院の代表に学位記が、優秀者4名に高橋賞、課外活動で特に優秀と認められた個人に丸山賞特別賞が授与されました。

 幸田亮一学長は告辞で、「みなさんのほとんどは大学3年生になってすぐ大地震に遭遇されました。普通に生活し、勉強できることのありがたさが身にしみた体験でもありました。また、自らも被災しながらも黙々とボランティア活動を続けた学生の皆さんに頭が下がる思いでした。いよいよ社会に出ていく皆さん、今後、予想できない事態が待ち構えているかもしれません。家族や友人に相談するなどいろいろな方策があるでしょうが、大学を訪ねるというのも一つの選択肢にぜひ入れておいてください。熊本学園大学は、今後も母校としてみなさんを応援していきます」と力強く卒業生にエールを贈りました。

 続いて、本学園の目黒純一理事長から祝辞が贈られると、卒業生を代表して外国語学部英米学科の大坪慧士さんが、「大学での4年間で得たもので一番誇れるものは、いつもそばで支え合った仲間達の存在です。勉学に励むとき、就職活動を行うとき、楽しいとき、苦しいとき、いつもそばには仲間がいました。同じ目標に向かい、ともに刺激し合い、励まし合いながら切磋琢磨した4年間でした。ここで得た教養と経験を糧に、これから私たちは新しい未来へと旅立ちます。熊本学園大学の建学の精神の一つであります『全学一家』という言葉を忘れず、卒業生、修了生一丸となって精進してまいります」と謝辞を述べました。

 式典後、大学の各教室へ移動した卒業生は、学級主任から一人ひとり名前が読み上げられ、学位記を受け取りました。午後からは在学生が企画したプラムパーティーも開かれ、恩師や級友、サークルの仲間に囲まれ写真を撮るなど、学生生活の想い出を振り返り、別れを惜しむ姿や、固く絆を確かめ合う姿が見られました。

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