就職活動への理解を深める「学園大生×OBOG交流会」が開催されました

大学

2019.02.15

 学生部就職課が主催する「学園大生×OBOG交流会」が、2月15日(金)、14号館1412教室で開催され、メーカーや金融、卸・小売、団体などで働く9名の本学卒業生と来春の就職をめざす学生41名が参加しました。

 これは、全学部の3年生を対象に業界・企業研究の一環として開催したもので、県内企業(事業所)で活躍している本学OB・OGと、本格的な就職活動を目前に控えた学生たちが交流することで、幅広い業種の知識と興味を深めてもらうことがねらいです。

 会に先立ち、卒業生による企業(事業所)PR・自己紹介が行われ、「”先輩”の私たちに率直な疑問をぶつけてください」と学生たちへ呼びかけました。学生は9つのブースに着席し、OB・OGが各ブースで20分ずつ話をして回るスタイルで交流会がスタート。続いて、各ブースにOB・OGが着席し、学生が関心のある業種や、話を聞き足りなかったOB・OGのブースを回り、自由に交流できるフリートークを実施。めざす業種だけでなく、さまざまな業種で活躍している先輩の話を聞くことで、「この業界にはこんな仕事があるんだ」という新しい学びにつながる企業研究につながりました。

 学生たちは、入社理由や具体的な業務内容、1日のタイムスケジュール等の説明に真剣な表情で聞き入り、「どんなときにやりがいを感じますか」「面接で大変だった経験は」など、積極的に質問しました。小売業界に就職した卒業生は「面接では、予想もできないことについて聞かれることがある。就活中はいろんな業界のことを知るために新聞を読む習慣をつけて」、メーカーに就職した卒業生は「面接で失敗した経験を聞かれても大丈夫。その失敗から何を学んだかをアピールして」とアドバイス。ブースチェンジの合図が鳴っても、名残り惜しく質問を続ける学生らの姿に、就職に対する意識の高さがうかがえました。

 学生代表の感想発表では、竹下実花さん(リーガルエコノミクス学科3年)が「採用担当の方には聞けないような踏み込んだ質問にも答えていただき、自分の中で漠然としていた就活へのイメージが具体的な形になってきました」と述べ、角中浩太郎さん(リーガルエコノミクス学科3年)が「直接話さないとわからないようなことについて聞くことができ、充実した時間となりました。今日の経験を活かして就活を頑張ります」と意欲をにじませました。

 最後に嶋田文広就職課長が「今日聞いた先輩の話のなかで、自分がよいと感じたことを1つでも2つでもすぐに実践することが成功への近道です。ここで得た情報をしっかり理解して、成果につなげてください」と激励しました。


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