平成30年度 学位記授与式を挙行しました

大学

2019.03.22

 熊本学園大学第62期生・大学院第30期生の学位記授与式が、3月22日(金)午前10時より熊本県立劇場コンサートホールで挙行されました。卒業生数は学部生1,011名、大学院生51名。

 式典はグリーンフィルハーモニックオーケストラの式典曲演奏で幕を開け、学生歌斉唱のあと、幸田亮一学長より各学部・大学院の代表に学位記が、優秀者4名に高橋賞、課外活動で特に優秀と認められた個人に丸山賞特別賞が授与されました。

 幸田亮一学長は告辞で、「みなさんのほとんどは大学2年生になりすぐ大地震に遭遇されました。普通に生活し、勉強できることのありがたさが身にしみた体験でもありました。また、自らも被災しながらも黙々とボランティア活動を続けた学生の皆さんに頭が下がる思いでした。みなさんの社会への船出にあたって熊本学園大学は今後も母校としてみなさんを応援していきます。これからの新しい時代に、それぞれの地域で元気に活躍されることを心より願っています」と力強くエールを贈りました。

 続いて、目黒純一理事長と同窓会志文会の大住清昭会長(代読:若本信記副会長)から祝辞が贈られると、卒業生を代表して福祉環境学科の林舞美さんが、「私たちには楽しいときも苦しいときも、共に支えあい、励まし合える仲間がいました。4年間共に学んできたその存在は大きく、共に過ごした日々の思い出はこれからの人生においてかけがえのない財産となるでしょう。平成最後の卒業生として、私たちには自分たちの経験や学びを次の新しい時代に伝えていく役目があり、人を思いやり、支え合う心を忘れない人間でありたいと思います」と謝辞を述べました。

 式典後、大学の各教室へ移動した卒業生は、学級主任から一人ひとりの名前を呼ばれ、学位記を受け取りました。午後からは在学生が企画したプラムパーティーも開かれ、恩師や級友、サークルの仲間に囲まれ写真を撮るなど、学生生活の想い出を振り返り、別れを惜しむ姿や、固く絆を確かめ合う姿が見られました。

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