5月29日（水）、1141教室で、2019年度経済学部成績優秀学生賞の表彰式を行いました。これは、人物・学力ともに優れた学生を表彰することで、栄誉を称えるとともに、学業を奨励することを目的として、2017年度より設けられたもの。

　表彰式は、小葉武史経済学科長の司会で進行し、金栄緑経済学部長より、各学科の成績優秀者計45名（2・3・4年の学年毎に経済学科各10名、リーガルエコノミクス学科各5名）に表彰状と記念の盾が授与されました。

　金学部長は「この賞を設けて、今年で3年目になります。例年2つの“P”の話をしていますが、この賞は“pride”、“priceless”という、自信をもって誇れる、お金には換えられない価値がある賞です。4年生の中には、2年、3年、4年と連続して受賞した人も多数います。本当におめでとうございます。2、3年生の皆さんも、連続受賞をめざしてがんばってください」と、学生の栄誉を称え、激励しました。

　受賞者を代表して、経済学科4年の郷良尚さんは「私は3年連続の受賞です。受賞は学業に対するモチベーションを保つ力となっています。入学当初から学生の基本である学業を大切にすることを日々心掛けきました。なかでも特に、経済学部ならではの幅広いものの見方を学ぶことができました。これは人生において必ず糧になると思うので、皆さんもただ勉強するだけでなく、価値観や大切なことを学んでほしいと思います」と受賞の喜びを語り、後輩たちへメッセージを送りました。

　はじめての受賞となるリーガルエコノミクス学科2年の猪野穂乃佳さんは「私は宮崎県出身で、大学生活にも寮生活にも慣れず不安な気持ちでいっぱいでしたが、友達ができてからは図書館で一緒に試験勉強をするなど、有意義な時間を過ごしています。この1年間で培った学業に対する高い意識を保ち、来年も受賞できるように、座右の銘である『時間は財産』という言葉を大切に目標に向かって学業に励みます」と話し、決意を新たにしました。

　最後に小葉経済学科長が「みなさんは成績優秀者です。しかしそれは経済学部のなかでの話です。経済学部の成績優秀者が世間一般の中で、どれくらいすごいのかという価値を決めるのは皆さん自身。皆さん自身がその価値を高めていってほしい。自分で壁をつくらずに、熊本学園大学の、熊本の、さらには日本の壁を超えて、壁の外で戦ってください」と力強くエールを送りました。