新1号館 みらいの落成式がありました

大学

2019.05.27

 5月27日(月)16時10分より、新1号館 みらいの落成式が同館1階で開催されました。新1号館 みらいは、平成28年4月熊本地震で被災した校舎(1・2・3 号館)の跡地に復興の思いを込めて新築された校舎です。(平成 31 年 3 月29 日竣工)

 式典には大西一史熊本市長をはじめ、多くの来賓が出席。170名を超える出席者を前に、目黒純一理事長は「この佳き日を迎えられたのは、皆さまのご指導・ご鞭撻、ご尽力の賜物であり、厚く御礼申し上げます。新1号館は、学生の多様な学習活動の場に必要な空間、十分な安全性に配慮した環境づくりを柱に、学生の豊かな生活の場として潤いとゆとりある場をめざして建設を進めてまいりました。学生には大きな夢と希望を胸に、新しい校舎に愛着を持って勉学に存分に励み、学生生活を送ってほしいと願っています」と挨拶しました。

 続いて、新校舎の完成を祝い、目黒理事長と幸田亮一学長、大西熊本市長、日本私立学校振興・共済事業団の中山正之氏ら、11名によるテープカットが盛大に行われました。

 その後、会場を2階の大教室・121教室へ移し、幸田学長の挨拶、大西熊本市長の祝辞がありました。幸田学長は「この建物は、新しい高等教育に必要な、さまざまな工夫に満ちた設計が施されています。伝統を持つ私学、文系総合大学として、私どもの新たな時代を、この新1号館をシンボルに切り拓いていきます」と述べました。大西市長からは「熊本地震後の復興をまさに象徴するような建物。学生の皆さんが、安心して学び、社会に貢献されるような場が完成したことは、とても喜ばしいことです。現代において大学のキャンパスは、リカレント教育も含め、若い学生だけでなく多くの市民が学ぶ場としても期待されるものだと思います。知の拠点、人材育成の拠点として、これからますます発展されることを祈念します」とお祝いの言葉が贈られました。

 その後、「落成までのあゆみ」と題して、新1号館完成までの軌跡や施設の特徴の紹介がプレゼンテーション形式で行われました。また、その後の見学会では、1階のスチューデントコモンズや3階の調理実習室、屋外スロープなどを興味深く見て回る出席者の姿が見られました。

 18時30分から熊本ホテルキャッスルで行われた落成祝賀会には約180名の出席者が集まり、井上博司総務部次長の司会で開会。幸田亮一学長の挨拶に続き、(株)九州フィナンシャルグループ代表取締役会長甲斐隆博氏からお祝いの言葉が贈られました。学校法人御船学園平成音楽大学理事長・学長出田敬三氏の乾杯で開宴し、新1号館 みらいの完成を祝いました。

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