第14回熊本学園大学英語教育研究会がありました

学部

2019.08.24

 8月24日(土)、外国語学部英米学科が主催する英語教育研究会が開催されました。これは、英語教育に従事する本学科の卒業生と本学学生・教員が集い、英語教育の発展について議論する場として設けているもので、今回で14回目。12号館1244教室を会場に15名が参加しました。

 研究会では、熊本県立第二高等学校の平井和仁教諭(2000年卒業)が「小中高が連携した英語教育の取り組み」と題して講演。小学校・中学校・高校の教育課程のなかで、児童・生徒がどのような外国語活動を経て、どのような力を身につけてきたか、「学びの記録(学習状況のポートフォリオ)」を引き継ぐ体制をつくるなど、校種の垣根を越えた情報共有の必要性について語りました。そのなかで、4技能5領域(聞く、話す〈発表・会話のやりとり〉、読む、書く)を踏まえ、発達段階に応じた教育目標・内容の明確化や、一貫した観点別評価の重要性について触れ、CEFR(セファール:語学習熟度の国際基準)を活用した評価のあり方など、最新事情を交えたトークを展開。実務経験に基づく話に参加者は聞き入り、講演後の質疑応答では活発な議論が交わされました。

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