2019年度「熊本学園大学しょうがい学生自立生活プログラム」を開催しました

大学

2019.09.25

 9月25日(水)、2019年度「熊本学園大学しょうがい学生自立生活プログラム」が本学インクルーシブ学生支援センターのサポートルームにて行われました。このプログラムは、しょうがいのある学生たちの社会性を育て、自分の人生を自ら選び、多くの可能性を学ぶことを目的とするもの。事前説明会を含め全6回を開催予定で今回が2回目。特定非営利活動法人自立生活センターヒューマンネットワーク熊本の協力のもと、「自立生活って何だろう」をテーマに進行しました。

 自己紹介やアイスブレイクで緊張をほぐした後、ヒューマンネットワーク熊本の友村光利氏が「自立とは何か、しょうがいのある人に当てはめた時、自分の人生を『決める』ことではないかと考えます。家族と一緒に暮らしているとどうしても先回りして介助してくれるので自立が難しい。今日は一人暮らしをして、自己決定しやすい環境に身を置いている先輩の話を聞いて自分らしい生き方を見つけてほしい」と挨拶しました。

 その後、1日に7~8時間ヘルパーの介護を利用しているヒューマンネットワーク熊本の澤田新氏、24時間ヘルパーの介護を利用しながら芸人としても活動している“あそどっぐ”氏が、一人暮らしを始めるきっかけ、普段どのような暮らしをしているのかを話しました。参加した学生らは熱心に質問を行い、「知らないことばかりで勉強になった。将来のことを考えてヘルパーの利用も考えなければと感じた」、「先輩の話を聞いて改めてすごいなと思った」と感想を述べました。

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