学生が日本語教育実習でラグビーニュージーランド代表に日本語を指導するアシスタントを経験

学部

2019.10.07

 連日熱戦が繰り広げられているラグビーワールドカップ2019日本大会。
 今年8月8日から4週間、ニュージーランドのクライストチャーチ工科大学に日本語教育の実習(※)に訪れていた姫野晴加さん(英米学科3年)が、「オールブラックス」の愛称で知られるニュージーランド代表の活動拠点地の一つ、カンタベリーの練習場を訪れ、チームメンバー・関係者に日本語を教えるアシスタントを経験しました。英語を使って、日本でのマナーや、日本語の挨拶・フレーズをレクチャーし、同音異義語の発音の微妙な違いを当てるクイズなどでは、個別の質問にも答えるなど交流を深めたといいます。

 写真は、現地でメンバーと一緒に撮影した一枚。姫野さんは、同チームが試合前に披露することで有名な民族舞踊「ハカ」でも使われるマオリ語を教えてもらったり、ラグビーボールの投げ方を体験したりと、「ニュージーランドのチームの皆さんはとても気さくで、楽しく貴重な時間でした」と話します。「日本代表の躍進はもちろん、ニュージーランド代表の試合も欠かさずチェックしています。両国が勝ち上がって、対戦する試合を見てみたいです」と笑顔で両チームにエールを贈りました。

 

※日本語教育の実習
本学には、日本語を母語としない人に日本語を教える「日本語教員」の養成課程があり、所定の科目の単位を修得することにより、課程修了証書が得られます。実習では、韓国・台湾・ニュージーランドをはじめ国内外5カ所で約2週間から4週間かけて研修を行い、日本語教育に関する実践的な学びを体験します。

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