「第48回教育サロンin熊本」が本学で開催されました

交流

2019.10.05

 10月5日(土)、新1号館みらい131教室で、「第48回教育サロンin熊本」 が開催されました。これは、一般社団法人まなびのコミュニティ協会が、「学生を伸ばすこと」「学生とどう向き合うか」など、自身の問題として日頃考え工夫を重ねている教職員が立場などの違いを超えて語り合う場として2012年より開催しているもの。48回目となる今回は、「学生の“分かる”という能力を確実に引き上げる教育はどうしたら成り立つ?~予習復習を習慣化させるLMS(manaba※)の活用~」をテーマに、本学教職員・学生のほか、他大学からも教員が来学し、合計36名が参加しました。

 開催に先立ち、発起人の一人である福岡大学名誉教授の山口住夫氏、初めて会場校を務める本学より遠藤隆久商学部教授から、それぞれ挨拶があったのち、「あなたの学習スタイル」をテーマに、自身の日頃の行動を振り返り学びの姿勢をチャートで分析。また、メンバーの相互理解を深めることを目的とした「記者会見」を模しての実習では、「仕事からプライベートまでの幅広い質問に対して一つひとつ言葉にして伝えることによって、自分自身のことをあらためて理解することができた」などの感想があがりました。

 続いて、話題提供者として登壇した笹山茂経済学部教授から、manabaを活用した予習・復習方法や活用効果などについて検証結果の発表がありました。質疑応答では、実際にmanabaを利用している学生からの疑問も提示され、まさに年齢や立場を超えた活発な意見交換の場となったようでした。

※manaba:(株)朝日ネット社開発のクラウド型LMS(Learning Management System:学習支援システム)

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