大学コンソーシアム熊本「インターンシップ成果発表会」で学生が報告しました

交流

2019.10.18

 一般社団法人大学コンソーシアム熊本が主催する令和元年度の「インターンシップ成果発表会」が10月12日(土)、熊本市のメルパルク熊本で開催され、インターンシップに参加した熊本県内学生、受入企業・団体、大学関係者ら約150名が出席しました。

 本インターンシップは、学生が企業や団体等での就業体験を通して、地域経済や企業活動への理解を深めるとともに、職業適性や将来設計を考える機会を得ることで、主体的な職業選択や高い職業意識を育成することを目的に実施されているもの。学生と受入先とのマッチングを経て、今年8月から9月に行われた夏季インターンシップでは、177名の学生が研修を行い、うち本学からは18名が参加しました。

 成果発表会は本学の加納和枝就職課係長が司会を務め、第一部ではインターンシップを経験した学生が7~8名程度のグループに分かれ、それぞれの実習を振り返り、参加した目的や習得したこと、今後の就職活動にどういかしていくかを発表しあい、意見交換を行いました。

 第二部では、7大学から代表者が1名ずつ登壇し、実習を通して学んだことや、現場で得た新たな“気づき”について報告。本学からは、日本赤十字熊本健康管理センターでインターンシップを行った山下美紀さん(経済学部リーガルエコノミクス学科3年)が発表しました。山下さんは冒頭、韓国語で挨拶し、大学からはじめたテコンドーで全日本大会優勝の経験があることを加えて自己紹介。研修先の日本赤十字熊本健康管理センターで体験した各部署で実践されている業務上の工夫などに触れ、「マニュアル通りではなく、受診者の身になって、一人ひとりの状況にあった対応ができるよう心がけた」と話しました。また、今後は「慣れた環境に身を置くのではなく、自身の枠から一歩飛び出して積極的に行動し、さまざまな世代の人とコミュニケーションポイントを増やしていきたい」と抱負を述べました。

 各大学代表者の発表後は、受入企業と大学コンソーシアム熊本から講評があり、社会人になるにあたっての心構えや激励の言葉が贈られ閉会しました。

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