「地域経済特講(講座熊本)」で小野泰輔熊本県副知事が講義

経済学部

2019.11.07

 10月23日(水)、経済学部「地域経済特講(講座熊本)」の授業で、小野泰輔熊本県副知事による講義が行われ、学生約80名が聴講しました。

 「地域経済特講(講座熊本)」は、熊本を中心に活躍中の民間企業、行政など各関連分野の方々を講師に迎え、生きた熊本の行政・経済・金融・社会について学習するもので2013年に開設。7年目となる今年度は各分野から12名の講師陣が講義を担当します。

 小野副知事は、「熊本の持続可能な発展を目指して~若者へのメッセージ~」と題して、人口減少問題、地方創生対策、若者の定住に向けての県の取組み、熊本の住みやすさなどについて具体的なデータや実例を交えて解説。東京一極集中が地方に与える影響に触れ、「皆さんのような若い世代が、地方で安心して就労や子育てができるようサポートする政策に取り組んでいます」と、若者の地元定住の重要性について話しました。

 最後に、京セラの創業者として知られる稲森和夫氏の「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の方程式や、自身が師と仰ぐ蒲島郁夫熊本県知事の言葉を紹介し、「若いころは能力ばかりを重視しがちですが、実社会では能力はあまり関係ありません。皆さんそれぞれが可能性を持っていて、熱意と正しいものの考えや心構えがあれば結果はついてきます。貴重な時間を無駄にせず、意識高く学んで一日一日を大切に過ごしてください」と、これからの熊本を担う学生たちに熱いメッセージを送りました。

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