「ものづくり経営学」で熊本県工業連合会会長・金森秀一氏がゲスト講義

学部

2019.11.22

 11月19日(火)、商学部商学科の松尾健治講師が担当する「ものづくり経営学」の授業で、熊本県工業連合会会長で(株)オジックテクノロジーズ代表取締役社長の金森秀一氏を講師に迎えたゲスト講義がありました。

 「ものづくり経営学」は、日本の製造企業が抱える課題や企業組織のマネジメント、経営戦略、技術開発など幅広い視野から学び、「ものづくり」に関わる企業について理解を深める科目で、2019年度より商学科で開設した「くまもと未来創造科目」の一つです。今回は、金森氏が技術開発を進めるうえで、どのようなマネジメント上の創意工夫を行っているのか講義しました。

 金森氏は「経営者の一番大切な仕事は、会社の将来を見据え、未来を創るための種まきをする『会社の未来を創る』こと。従業員に『会社は自分たちで作る』という意識があるからこそ、技術開発も進むもの」と話し、トップダウンの経営から脱却し、全員参加型の経営を行うまでの取り組みについて語りました。講義後の質疑では、地方都市に事業のニーズが生まれる理由や、事業承継時と現在の志の変化について学生から質問があがり、経営者の生の声に真剣に聞き入る様子でした。

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