社会福祉学科の学生約100名が美里町でフィールドワーク

学部

2019.11.25

 社会福祉学部第一部社会福祉学科の1年生約100名が、11月16日(土)・17日(日)に下益城郡美里町を訪ね、1泊2日のフィールドワーク(以下、FW)を行いました。
 これは、社会福祉学科の授業「社会福祉入門」の一環で、地域で暮らす人たちの生活に触れ、生活課題・地域問題など社会福祉の現状や課題について学ぶことを目的に行なわれているもの。同町でのFWは今年で8回目です。

 1日目は、美里町社会福祉協議会中央支所で民生委員・食生活改善委員から町の地域福祉活動について説明を受け、翌日訪問する35世帯の家庭や地域の情報の確認、持参するお弁当の準備を行いました。2日目は、弁当作りを担当する学生たちが食生活改善委員の協力のもと、持参する手作り弁当の具材を調理。タンパク質が豊富な「焼き鮭」や「鶏の照り焼き」、美里町特産品のかぼちゃを使用した「南瓜サラダ」など学生考案のメニューが盛り込まれました。一方、お宅訪問に向けて先発した学生たちは掃除や情報端末の操作などを手伝いつつ、生活環境や健康に関わることなど、聞き取り調査を行いました。昼食時にはお弁当を届けに来た学生が合流し、食事を囲みながら地域の歴史や魅力について話に花を咲かせました。地域の方からは、「学生が来てくれて場が明るくなった」「日ごろのちょっとした困りごとを補助してもらい助かった」といった意見が寄せられました。

 訪問を終えた学生は社会福祉協議会中央支所に戻り、実際に地域を歩き、住民と触れ合って得たことを振り返り発表。今後は、1月に再び美里町を訪問し、地域の方々へ学習したことの報告を行う予定です。

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