商学科松尾健治講師のゼミ生が日本学生経済ゼミナール予選大会で優勝

学部

2019.11.26

 商学科松尾健治講師のゼミ(応用演習Ⅰ)のゼミ生:チーム名「松尾ゼミ515チーム」(経営学科3年 渕上萌さん・小山千尋さん・益雪楓南さん・原野沙耶さん)が、10月27日(日)に関西大学で行われた日本学生経済ゼミナールのプレゼンテーション部門予選大会で優勝し、12月1日(日)に同大学で開催される決勝大会に出場します。

 日本学生経済ゼミナールは、全国の経済・経営・商学部の学生が集い研究発表を行う国内最大の大学生向け学術大会で、66回目を数える今年は204チームが出場しました。「松尾ゼミ515チーム」はプレゼンテーション部門に出場、立命館大学や関西大学など12チームがひしめくリーグで優勝を果たし、決勝大会への切符を手にしました。

 同チームの論題は「日本酒酒造による競争戦略~新市場の開拓~」。チームメンバーの1人が日本酒に関心があることから山都町の酒造会社を事例に選定、地域小規模酒蔵がどのような差別化戦略で新市場開拓に成功するかを解明することが研究目的です。ゼミでは4月以来、方法論や経営学の学修指導が行われ、研究活動の基礎を固めてきました。そのうえで、学生が自ら事例企業の選定、企業へのアプローチ、インタビュー、データ収集を行い、主体的に研究を進めてきました。発表と議論を重ね、8月には他大学との合同合宿で発表を行うなどして研究を進展させています。

 決勝大会前の最後の授業では、本番さながらの模擬発表を実施。松尾講師からは、研究内容を聴衆に巧く伝えるための具体的なアドバイスが送られ、メンバーらは真剣な表情でメモを取っていました。チームリーダーの渕上萌さんは「ネットでの情報収集に頼らず、調査対象企業に手紙を書くところから始めました。座学と違い、チーム一丸となって自分たちで行動し考え抜いたこの経験は、大学生活の中でもっとも貴重な体験。どんな質問にも優しく丁寧に答え、ご指導くださった松尾先生に感謝しています。決勝大会では、最後まで頑張って、楽しんできます」と抱負を語りました。

SHARE: