社会福祉学科の柳ゼミが就労継続支援B型事務所「やすらぎハウス」と交流会開催

学部

2020.01.21

 1月15日(水)、社会福祉学科 柳政勝准教授(専門:精神保健福祉)の「卒業演習Ⅱ」で柳ゼミの学生が、就労継続支援B型事務所「やすらぎハウス」の利用者と交流会を開催しました。

 柳ゼミでは「精神保健福祉の課題と社会」をテーマに研究しています。この交流会は、精神的なしょうがいを持つ人に対し、学生が偏った見方や誤った捉え方をしないよう、対話を通して知ることを目的に開催しているもの。今回は自己紹介の後、レクリエーションとしてジェスチャーゲームで緊張をほぐした後、班ごとに分かれて座談会を行いました。

 座談会終了後、参加者らは「職場や学校など過ごす環境が違っても、人間関係によって感情が左右されることは同じであるとあらためて感じた」「趣味や好きなものに合わせた仕事や、日ごろの生活の話が聞けて実習とは違った学びを深めることができた」と感想を発表しました。ゼミリーダーで進行役を務めた森田裕也さん(3年)は「対面で意見交換ができたことで、お互いの『偏った見方』が無くなったように感じた」と話しました。柳准教授は「過ごす環境をどう考え、どう整えていくのか。人だけでなく、人の過ごす環境も見ていく視点は重要です。今回の交流会での気づきをもとにしっかり学んでほしい」と語りかけました。

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