「あらお×ホスピ 商品開発プロジェクト」の試作会がありました

学部

2020.01.21

 商学部ホスピタリティ・マネジメント学科の『ホスピタリティ・セミナーⅠ』の授業(担当:波積真理教授)で、学生が荒尾市と協同し、市の特産品を用いて魅力ある商品開発を行う「あらお×ホスピ 商品開発プロジェクト」が進行中です。1月20日(月)には、荒尾市の産業振興課、農林水産課の職員を招き、「新1号館 みらい」3階の調理実習室で学生が考案したスイーツの試作会を行いました。

 本プロジェクトは、荒尾市の特産品を用いて魅力ある商品開発を行い、荒尾市の認知度やイメージを高めることを目的として、2019年9月より取り組んでいるもの。11月には荒尾市にあるスーパーや道の駅を訪問し、特産品の視察を行うなど、事前準備を行ってきました。

 試作会では、学生らは3グループに分かれて、①健康にこだわる②“映え”にこだわる③可愛く食べやすい、をコンセプトに、「フルーツパイシリーズ」「フルーツ和菓子シリーズ」「フルーツパフェシリーズ」の3種のスイーツを作成。試行錯誤しながら意見を出し合い、完成した作品をスマートフォンで写真におさめるなどして、熱心に取り組む様子がうかがえました。

 各スイーツを試食した荒尾市の職員の皆さんからは「女子学生ならではの“映え”が意識されていて良かった」「どら焼きにフルーツの発想は斬新」などの声があがりました。

 今後は、荒尾市の菓子店へレシピや写真を提供、協力を得ながら改良を重ね、ターゲット層である若年女子の消費者との試食会およびインタビュー、販路決定等を経て4月以降の商品化をめざします。

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