今村ゼミと池上ゼミの合同ゼミで「働き方改革」に関するグループワーク実施

学部

2020.01.30

 1月22日(水)、「新1号館 みらい」132教室で「働き方改革」について商学部商学科経営学専攻の2年生24名が、グループワークを通して学びました。今村寛治ゼミと池上恭子ゼミが合同で行った授業で、「働き方改革ゲーム-NEW ONE-」認定ファシリテーターの資格を持つ教務課の大中篤史氏が進行役を務め、「働き方改革ゲーム」を実施しました。

 これは、自分と自社にとっての働き方改革の本質を考えるカードゲームで、経営企画/採用・育成/人事・労務/総務/マーケティング/システムの全6部門の責任者としてそれぞれが会社経営に取り組み、自社の収益向上をめざしながら、それぞれの秘めたる信念(価値観)を達成していくもの。大中氏は「労働人口の減少と長く働く時代がくることが予想されるなか、働き方に注目が集まる今だからこそ、経営学を専攻する学生たちに経営者の立場として関心をもってもらいたい」と取り組みの趣旨を述べました。

学生たちは4つのグループに分かれ、与えられたカードを使いながら、「先に人員を増やした方がいい」「エンゲージメント(従業員の会社に対する「愛着」「思い入れ」)が上がるカードを取り入れるべき」といった意見を出し合い、活発な議論を交わしていました。

 今回の合同ゼミを企画した池上教授は「経営学の専門科目を学ぶ前に、働くことをしっかり自覚してほしいと思い、2年生最後のゼミでの時間に実施した。今後あらゆる場面でグループでの協働が求められるので、よい経験になったと思う」と今回の授業に手ごたえを感じていました。

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