2月16日(土)、株式会社ヒライが熊本学園大学の学生の優れた研究活動を支援する「ヒライ学生研究奨励」の成果発表会が本学図書館地下AVホールで開催されました。
これは、弁当や惣菜の製造・直売を行う株式会社ヒライが本学学生の優れた研究活動を支援する制度として2017年度に創設されたもので、今年で2年目。現代の社会的な課題(地方創生、国際交流、高齢化社会、貧困、環境、働き方など)をテーマに研究を募集し、13の研究チームのなかから1次審査(書類審査)を通過した10チームが成果発表会に臨みました。
開会にあたっては、平井浩一郎代表取締役社長が「学生時代にこそ取り組める、学生目線の意欲ある研究に今後も期待します」と激励。発表は1チームあたり15分が与えられ、学生たちは地域通貨を活用した県の活性化案や観光から見た熊本の都市開発の提案など、自治体や企業に足を運んで調査した内容や、アンケート実施から得た分析結果をもとにプレゼンテーション。発表後には審査員から質疑の時間も設けられました。
平井代表取締役社長をはじめとするヒライ関係者、本学教員による審査のもと、研究・考察の深さやプレゼンテーションの完成度が評価された4チームが優秀賞を受賞。表彰では、平井代表取締役社長から受賞チームに賞状と支援金が手渡されました。
閉会の挨拶では、平井健丞専務取締役から「研究から得た学びをこの場で終わらせることなく、ぜひ熊本の活性化に結びつけてください」との言葉が送られました。
受賞チームと研究テーマは下記のとおり。
優秀賞
- 高齢者の味方:わさもん隊 (経済学科・境ゼミ)
超高齢社会に求められるヒライ像 - 坂上智哉ゼミ地域通貨研究班 (経済学科・坂上ゼミ)
だんごKENくまもと -地域の絆を高める地域通貨の提案 - 坂上智哉ゼミカードポイント活用班 (経済学科・坂上ゼミ)
くまもんカード:クレジットカードのポイントを活用した地域活性化 - 熊本に暮らしたいもん(経営学科・池上ゼミ)
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