バトントワーリング競技「2020年WBTFパンパシフィックカップ」2部門でメダルを獲得 子ども家庭福祉学科の有馬伊吹さん
2020.02.14
1月17日から19日にカナダで開催されたバトントワーリング競技 2020年WBTFパンパシフィックカップに、有馬伊吹さん(子ども家庭福祉学科1年)が出場し、2本のバトンを使って技の難易度を競うトゥーバトン部門で銀メダル、技の難易度に加え表現力も競うアーティスティックトワール部門で金メダルを獲得しました。
小学校3年生からバトントワーリング競技を始めた有馬さんは、バトンチーム「メリーホッパーズ」の一員として、プロバスケットボールチーム「熊本ヴォルターズ」の試合でパフォーマンスを行うなど幅広く活動しています。また、昨年8月に開催された「ジャパンカップ 2019 マーチングバンド・バトントワリング全国大会」では、所属する「BATON TEAM INFINITY K」のメンバーとしてシニアバトントワリング部門で優勝を飾りました。国際大会の出場は今回がはじめてとなる有馬さんは「日本に比べて外国の選手は演技がダイナミック。決勝進出も難しいといわれるなか、表彰台にあがることができました。単身で臨んだ大会でしたが、海外では国が違っても応援してくださり、いろんな方の声援を受けて頑張れたと思います」と振り返りました。
入賞を受け、2月13日(木)に幸田亮一学長のもとを訪れ大会報告を行いました。幸田学長から日頃の練習について尋ねられると「平日は3時間、週末は朝10時から夜10時まで12時間ほど練習しています。道具を使う競技なので、感覚を身に付けるため長時間の練習が必要」と話し、幸田学長を驚かせる場面も。幸田学長は「子ども家庭福祉学科は2年次からは実習で忙しくなりますね。大学生活と両立していくことも課題となると思いますが、有馬さんならできると期待しています。本学には頑張る人を応援する制度が整っているので、目標へ向かって進んでください」と激励しました。有馬さんは「国内外を問わず戦っていけるよう、努力を重ねて実績を積みたいと思います」と笑顔で答えました。
有馬さんは、2月1日から開催された第45回九州バトントワーリング選手権ダンストワール部門で7位の成績を収め全国大会への切符を獲得。3月27日から大阪府で行われる第45回全日本バトントワーリング選手権大会に出場します。