「ヒライ学生研究奨励成果発表会」が開催されました
2020.02.26
2月15日(土)、図書館AVホールで、株式会社ヒライが本学の学生の優れた研究活動を支援する「ヒライ学生研究奨励」の成果発表会がありました。これは、株式会社ヒライが地域貢献や次世代を担う人材育成を目的に、本学学生の優れた研究活動を支援するもので、研究成果について発表の場を提供し、優れた研究を表彰する制度。2017年に創設され、今年で3回目です。
開会にあたり、株式会社ヒライ代表取締役社長の平井浩一郎氏は「昨秋、中国に行きましたが、中国の経済成長は著しい。みなさんもそれに負けない研究で日本を引っ張っていく存在になってほしい」と激励しました。
研究テーマは現代の社会的な課題(地方創生、国際交流、高齢化社会、貧困、環境、働き方など)が対象で、15の研究チームが応募。1次審査(書類審査)を通過した9チームが今回の成果発表会に臨みました。成果発表では、黒川温泉の集客戦略や、天草まで鉄道を延線する提案など地域の活性化に関する研究発表があり、発表後は活発な質疑応答が繰り広げられました。
成果発表後、平井代表取締役社長をはじめとするヒライ関係者、本学教員による審査が行われ、「八代に寄港する大型クルーズ船観光客による熊本県南経済の活性化」についての研究を発表した「たちうお」チームと、「新・観光立県熊本~火の国を来熊人で炎上させよう!~」をテーマに研究発表を行った「ぎゃん行って!クマモト隊」チームが最優秀賞を獲得し、平井代表取締役社長から賞状と支援金20万円が手渡されました。このほか、優秀賞4チームと、奨励賞3チームにも賞状と支援金が送られました。
表彰式で株式会社ヒライホールディングス専務取締役の平井謙丞氏は「年々、研究内容が深くなっているように感じる。今後も大学と連携して支援していきたい」と講評を述べました。
受賞チームと研究内容は下記の通り。
【最優秀賞】
- ぎゃん行って!クマモト隊(経済学科)
「新・観光立県熊本~火の国を来熊人で炎上させよう!~」
- たちうお(経済学科)
「八代に寄港する大型クルーズ船観光客による熊本県南経済の活性化」
【優秀賞】
- くまモン伝統工芸品推進チーム(経済学科)
「熊本の伝統工芸を活用した地域活性化」
- 令和新風連襲来(経済学科)
「熊本の地方創生総合戦略を考える~『Hey go!(肥後)ランドマーク検定』~」
- チャンチョ川島(経済学科)
「天草に鉄道を」
- RAKS(経済学科)
「巨大アーケード空間を活用した街づくり」
【奨励賞】
- 地方創世のマーケティング(商学科)
「黒川温泉の集客戦略」
- 頑張るマン(ライフ・ウェルネス学科)
「『子どもの居場所づくり』に関する比較研究
- 会計専門職コース吉川・角田ゼミ 髙森班(経営学科)
「髙森の地域資源の活用事例研究 熊本県産トマトを使った復興アイス」