作田祐也さん(ライフ・ウェルネス学科4年)が『UNIVAS Awards 2019-20』 優秀賞(パラアスリート・オブ・ザ・イヤー部門)を受賞

大学

2020.02.28

 社会福祉学部ライフ・ウェルネス学科4年で水泳部所属の作田祐也(さくだ・ゆうや)さんが、『UNIVAS Awards 2019-20』 優秀賞(パラアスリート・オブ・ザ・イヤー部門)を受賞しました。

 本賞は、大学スポーツの振興のため2019年3月に設立された「UNIVAS(一般社団法人大学スポーツ協会)」が、競技成績のみならず、学業充実や安全安心、大学スポーツの盛り上げ等に著しい成果をあげ、同協会の理念の体現に貢献をした学生アスリートやスポーツに関わる学生、団体を称えるもので、今回が初の表彰。作田さんが受賞した「パラアスリート・オブ・ザ・イヤー部門」は、パラスポーツ競技に取組み、優れた競技成績を残した学生個人に贈られるもので、全国の大学から作田さんを含む5名が受賞しています。3月27日(金)に、優秀賞の紹介と最優秀賞の発表がインターネット配信される予定です。

 作田さんは、左の手首から先がなく、脳梗塞による右半身麻痺の状態で出生。リハビリのために1歳半から水泳を始め徐々に頭角を現し、高校1年生の時には「アジアユースパラ大会」で4種目に出場し、全種目で金メダルを獲得しました。大学入学後すぐに熊本地震を経験し、練習環境や時間の確保に苦慮しながらも、「ジャパンパラ水泳競技大会」の200m個人メドレーでは2年連続優勝(2016・2017)、2019年は100m平泳ぎ優勝、200m個人メドレー2位、50mバタフライ4位の成績を残しています。また、世界大会の選考会を兼ねた「パラ水泳春季記録会」では、200m個人メドレーで3年連続優勝(2017~2019年)。現在は50mバタフライを専門種目に、自己ベスト(38’61)の更新をめざして下半身の強化、スピード持久力の向上に励んでいます。
 

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『UNIVAS Awards2019-20』優秀賞受賞者、受賞団体発表のお知らせ

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