対面式授業を一部再開しました

大学

2020.06.04

 6月4日(木)より、ゼミ(演習)や実技・実習系科目を中心に対面式授業を段階的に再開しています。本来、春学期の授業は4月8日開始の予定でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため5月7日へ繰り下げられ、これまでオンラインによる遠隔授業を行ってきました。

 対面式授業再開にあたっては、学生はマスク着用のうえ、入室前に手指を消毒し席を離して着席、窓を開放し換気を十分に行うなど、感染対策に留意。また、授業終了時には、教員が教室に持参した除菌水とペーパータオルで、使用した机や椅子、パソコン等の消毒を教員と学生で行っています。そのほか、食堂や、休憩室・自習室として開放する施設は、職員や学生有償ボランティアが定期的に消毒しています。

 3月4日以降、不要不急の登学が制限され静かだったキャンパスに、少しずつ学生の笑顔が戻っています。学内では、ソーシャルディスタンスを保って列に並ぶ様子や、エレベーター内での密を避けるため階段を利用する姿が見られました。

 入学以来はじめて対面式授業に参加した松田百花さん(商学科1年)は、「遠隔授業でしか接していなかったゼミの仲間と初めて会うことができました。実際に対面するとコミュニケーションがとりやすく、仲が深まりそうだと感じ大学生活への期待が高まりました。クマガクのレンガ風の校舎が好きで、やっとキャンパスに来ることができてうれしい」と語りました。

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