株式会社アスリートクラブ熊本と包括的連携協定に関する調印式を行いました

大学

2020.06.25

 6月24日(水)、熊本学園大学とプロサッカークラブ・ロアッソ熊本を運営する株式会社アスリートクラブ熊本は、包括的連携協力に関する協定の調印式を行いました。この協定は両機関連携のもと、相互に協力し地方創生に係わる人材の育成に寄与することを目的としたもので、アスリートクラブ熊本が大学と連携協定を結ぶのは初めてのことです。

 本学特別会議室で行われた調印式には、株式会社アスリートクラブ熊本から永田求代表取締役社長、藏原信博専務取締役、本学からは幸田亮一学長、吉川勝広商学部長、他5名が出席。永田社長、幸田学長による協定書の調印に続き、永田社長と吉川商学部長による共同授業運営に関する覚書の調印が行われました。

 幸田学長は「本学は、スポーツ文化の拠点大学としてこれからも地域を盛り上げていきます」、永田社長は「これからの熊本や日本の夢を背負う若い力を借りて、幅広く活動していきたい」と挨拶しました。

 本学は、ロアッソ熊本が発足した2005 年よりスポンサー契約を結んでおり、これまでも、地域の子どもたちを対象に開校するサッカースクールで大学の多目的グラウンドを活用してもらうなど、地域のスポーツ文化の発展を応援・支援してきました。また、2019年度に商学部商学科で開設した「くまもと未来創造科目」の一つである「地域とスポーツビジネス」の授業では、ロアッソ熊本の協力のもと、公式戦で学生がスタジアムを満員にする企画を実践するなど、連携を深めています。今年は、Jリーグ・Jクラブと取り組む社会連携活動「シャレン!」にも学生が参加する予定です。

 昨年、「地域とスポーツビジネス」の授業でロアッソ熊本との課題解決学習(PBL)に取り組んだ山下永暉さん(商学科3年)は、「企画を通して、さまざまな人との連携によって生まれるエネルギーを実感できたことが大きな糧になった。今は、新型コロナの影響で減ったインバウンドを取り戻すような地方創生に関わっていきたいと考えている。後輩にもこういった取り組みに積極的に参加してほしい」と話しました。

SHARE: