学生ボランティアが豪雨被災地での活動を継続

地域

2020.08.11

 令和2年7月豪雨の被災地で学生ボランティアが活動を継続しています。

 社会福祉学部の学生で構成する「社福災害学生ボランティアグループ」、そして学部を問わず本学のボランティアセンターが派遣する学生たちが、人吉市や八代市に入り、浸水被害のあった家屋の床下の土砂の撤去や清掃など、精力的に作業を行っています。

 これまでに、ボランティアセンターに登録している学生は、人吉市に7月25日(土)・7月27日(月)・8月1日(土)、八代市に8月9日(日)、のべ66名が派遣され、現地の社会福祉協議会や地域住民の方の協力のもと活動しています。引率しているのは、本学ボランティアセンター副センター長の髙木亨社会福祉学部准教授や、在学中から熊本地震後の学生ボランティアとして活動している卒業生・原田素良さん(2019年3月経済学科卒)。学生は自身の健康観察、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じたうえで、現地へ赴いています。

 学生ボランティアの藤井玲奈さん(社会福祉学科3年)は、「友人が人吉出身ということもあり、自分にもできることはないかと思い活動しています。現地は想像以上に被害が大きく、押し寄せた泥水の跡が肩に近い高さまであります。被災地の皆さんが、大事な家の床を自身の手で穿いだり、壊したりしていかなければならないことは、言葉には表せない気持ちです。社会福祉協議会の皆さんが、『泥で汚れた物をすぐに捨てるのではなく、被災者の方にとって、それらが思い出深いものであるかもしれない』という気持ちを持って大切に扱うよう、私たちにも声掛けをされる姿に感銘を受けました。作業には体力が必要ですが、やりがいがあります。今後も積極的に参加したいです」と話しました。

 被災地ではボランティア不足が深刻な問題となっています。学生の皆さんで、活動を検討している方は、本学ボランティアセンターまでご相談ください。ボランティアに関する情報提供や保険加入など、活動のサポートを行っています。

 

問合せ

熊本学園大学ボランティアセンター
14号館1階
TEL:096-364-7161 FAX:096-362-0209
(平日 10:00~17:00)※8月13日~17日は事務局一斉休業です

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