経済学科 境ゼミの学生が「なごみ子ども出版社」の活動をサポート

大学

2020.09.28

 2019年、和水町の日常を紹介し、町内イチ押しのイベントなどを掲載した「なごみ町ガイドブック」を制作した「なごみ子ども出版社」の活動を、今年も経済学科 境章ゼミの学生7名がサポートしています。「なごみ子ども出版社」の活動は、今年で2年目となり、境ゼミの学生は活動当初から「菊池川流域の恵み」体験協議会の依頼を受けてサポートを継続しています。今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、フィールドワークの実施が困難であるため、次年度に向けて技術習得のためのオンラインでの講習を行ってきました。講習には東京、大阪など全国各地の小学5年生から高校生までの子どもたち8名が参加。ガイアモーレ株式会社の田邉和歌子氏と梅原由香氏を講師として招き、「ライティング」「カメラ・動画」「イラスト・デザイン」「Web」の4コースのなかから、子どもたちの興味関心に合わせて月に4~5回の講習を受講してきました。境ゼミの学生も一緒に受講し、子どもたちに文章や動画制作にあたってのアドバイスをしながら活動してきました。

 9月27日(日)にオンラインで行われた成果物発表会では、子どもたちがこれまで学んだことをいかして制作した招待状や名刺、写真、動画などを披露しました。

 4つすべてのコースを受講した小学5年生の廣瀬爽子さんは「自分の名刺を作った時は、“爽子”の文字をイメージしてもらえるように、爽やかな色合いやイラストを取り入れることを心掛けました」と工夫した点を述べました。参加者の活動のサポートにあたった岩下侑加さん(経済学科3年)は「制作した作品はそれぞれの個性が見られ、完成度が高くて驚いた。これまで時間をかけてサポートしてきたが、子どもたちの成長した姿を見ることができたことがうれしい」と声を弾ませました。

 今後は地域のいいところを紹介する冊子制作チームと地域のおすすめのお店を紹介する動画制作チームに分かれ、10月末まで活動を継続する予定です。

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