経済学部 境ゼミの学生が熊本市西区とのまちづくりに関するワークショップに参加

地域

2020.10.12

 9月26日(土)、経済学部 境章教授とそのゼミ生が熊本市西区のまちづくりを目的としたワークショップに参加しました。このワークショップは熊本市西区活性化のための施策を考案するものとして2年前から実施しており、今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響でオンライン(Zoom)で実施。境ゼミはこれまで熊本市西区と協同で地域活性化に向けたアイデア創出を行う「クマガク☆にしくソン」の活動や、西区が抱える鳥獣被害の課題にジビエ(食用の野生鳥獣肉)としての活用を提言して焼肉のたれ 「味生池(あじうのいけ) 龍伝説のたれ」を開発するなど地域活性化へ向けた活動を展開してきました。

 「~学生が見つけた西区~熊本市西区の魅力を発信する活動を考えてみよう」と題して行われた本ワークショップは、境教授と九州産業大学地域共創学部地域づくり学科の佐藤忠文講師、NECソリューションイノベータ九州支社の上田健次氏、熊本ソフトウェア株式会社の桜木誠氏他6名がファシリテータを務め、本学と九州産業大学、北九州市立大学の学生やNECソリューションイノベータの社員など合計37名が参加。熊本市西区役所まちづくりセンターの京瑞代氏から学生へ西区の魅力が伝えられると、学生たちはそれぞれの興味関心に応じて「観光uMAP※1チーム」「観光動画チーム」「エリアチーム」「飲食チーム」「歴史Wikiチーム」の5つのグループに分かれ、熊本市西区の魅力を発信する活動計画を作成しました。

 各グループの発表では「地域の高齢者や議員に話を聞き、西区のウィキペディアの記事を作成する」や「uMAPを使って西区でウォークラリーを実施する」など建設的な意見が出されました。参加した大畑佑介さん(経済学科3年)は「今年はオンラインでの開催だったので、コミュニケーションが取りづらいところもあった。これからオープンストリートマップ※2を使って、西区の魅力を発信していきたい」と抱負を述べました。今後は計画した活動を10月~12月にかけて実施していく予定です。

※1 uMAPはオープンストリートマップ※2を加工して、ウェブページに埋め込むためのオリジナル地図を作成することができるソフトウェア
※2 オープンストリートマップとは、自由に利用でき、なおかつ編集機能のある世界地図を作る共同作業プロジェクト。すべての人が無料で閲覧することができる。

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