「みさと情報案内人講座(スマホ講座)」が始まりました

地域

2020.10.12

 10月3日(土)、美里町中央公民館でスマホ講座(みさと情報案内人講座)がスタートしました。これは、本学と包括的連携協定を結ぶ美里町のICT人材育成事業として開催されるもので、今年で4年目。スマートフォンで情報を入手・共有し、周囲を支える地域の情報案内人を養成することを目的に開かれています。この日行なわれた講座には同町の17名が参加し、経済学部の境章教授とゼミ生8名が講師となり、スマートフォンの使い方を説明しました。

 今回は新型コロナウイルス感染防止のため、参加者全員が受付での検温、手指消毒を徹底し、マスクを着用。さらに講師の学生はフェイスシールドも装着し、講義に臨みました。

 開講に際し、境教授が「スマートフォンの使用方法をマスターして、災害時の情報活用に役立てたり、友人とのコミュニケーションツールや美里町の地元情報を発信する手段として活用してほしい」と挨拶。その後、スマートフォン使用時の危険性について、複数の事例を挙げ、心当たりのないアプリなどには手を出さないことが大事であると結びました。

 引き続き行なわれた講義では経済学科4年の中村将人さんがリーダーを務め、Wi-Fiの接続方法、アプリストアの使い方(アプリのダウンロード)などの基本的な機能や操作方法を説明しました。新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」をインストールする課題では、参加者が一つひとつ手順を確認しながら、スマートフォンを操作。参加者からは「説明書を読んだだけではよくわからないが、優しく説明してもらってよくわかった」「スマホが奥深いことを再認識した。直に講師から話が聞けてよかった」との感想が聞かれました。また、中村さんは「自分にとって当たり前に理解できていることを初心者の方にどう説明したらよいのか、わかりやすい資料を作成する点で迷いがあったが、熱心に聞いていただき、内容を理解し、そして質問もいただけてうれしかった」と話しました。本講座は11月までに全6回の講義を予定しています。 

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