高林ゼミの学生が人吉で仮設カフェ「つながるカフェ」を開きました

学生の活躍

2020.10.28

 10月27日(火)、7月の豪雨で被災し人吉市の仮設団地で暮らす被災者を対象に、社会福祉学部高林秀明教授のゼミ生9名が仮設カフェ「つながるカフェ」を開きました。このカフェは、避難所や親戚方から仮設団地に移って、引きこもりや認知症、足腰の筋肉の衰退、うつ状態に陥りがちな被災者をケアすることを目的に開かれ、学生が入居しているお年寄りや家族らとお茶を飲みながら語り合うもの。これまで人吉市梢山グラウンド仮設団地で10月13日、20日の2回開催してきました。

 今回は人吉城跡の仮設団地で行われ、約15名のお年寄りが参加。参加者からは被災当時の様子や現在の暮らしぶりについての話が聞かれました。

 参加した遊亀美枝子さんは「同じ仮設団地に住んでいても、顔見知りでない人も多い。カフェに参加して知り合いも増えたし、学生から若い力をもらった」と目を輝かせていました。

 ゼミ生の高濱美咲さん(第一部社会福祉学科4年)は「災害発生後から毎週人吉に来て支援を続けている。被災した住民の皆さんから不安の声をもらっていたので、少しでもそれが払しょくできればうれしい」と活動に対しての想いを語りました。

 今後も人吉市の仮設団地を回り、活動を継続していく予定です。

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