経済学部の学生が「警察活動の理論と実務」の学外学習で警察学校を見学

学部

2020.12.11

 11月20日(金)、経済学部「警察活動の理論と実務」の講義の学外学習で、学生15名が警察学校や機動隊(熊本市中央区渡鹿)の訓練の様子を見学しました。

 この講義は熊本県警察の現役警察官がリレー方式で講師を務め、県内の大学で唯一開講されるもの。治安情勢や警察活動の重要性について理解することにより、犯罪や事故のない安全で安心な社会実現に寄与すること、さらに、身近に起こる犯罪や事故を理解し、それらに巻き込まれないための行動を身に付けることを目標としています。

 学生たちはグラウンドで行われた点検教練(警察礼式や部隊行動の訓練)の様子を見学したあと、警察学校に入校してからのスケジュールや逮捕術などの履修科目について説明を受けました。その後、機動隊の隊員から災害時にも役立つロープの結び方や、椅子や毛布などを使った避難の方法を実践を交えて教わりました。

 参加した渡邉康希さん(経済学科4年)は「警察官になることを目標に勉強してきて、このたび内定をいただくことができました。訓練での細かい手の動きや姿勢などを見ているうちに、卒業後は私もここで学ぶのだという実感が湧きました。身の引き締まる思いです」と話しました。

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