「次代舎(第3期)」の最終講義が行われました

大学

2021.03.16

 本学産業経営研究所が株式会社リ・パブリックと企画・運営する「次代舎(第3期)」(主催:熊本県)の最終講義が3月12日(金)に行われました。新型コロナウイルス感染予防のため、講義はオンラインで実施。本学の14号館1411教室で5名、オンラインで7名が受講しました。

 「イノベーション原論 経営戦略の要諦:事業の立地選択」と題した講義では、神戸大学大学院経営学研究科三品和広教授が、立地戦略に基づき、小さく、自由度が高い中小企業のメリットをいかした経営戦略のあり方を、いくつかの企業について事例をあげながら説明。「成功する企業は、誰もやっていないことを見つけ、そこを基軸に事業を広げていく。需要側と供給側それぞれが必要とする時機を見極めることが大切。そして時代の風に後押ししてもらうことです」と話しました。

 その後、プロジェクトのブラッシュアップを目的に、受講生2名による事例発表と検討が行われました。株式会社野田市電子営業部取締役の野田明裕氏は「野田市グループの新規事業」を事例発表。発表後の三品教授からのコメントに耳を傾けていました。

 野田氏は今回の次代舎の受講について「これまでの学びにはなかったことばかりで、自身のやるべきことが明確になった。また、異業種の方からさまざまな刺激を受けたことがよかった」と昨年8月から8カ月にわたったプログラムを振り返りました。

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